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逃げる事はすぐできる。 逃げずに頑張った時…きっと何かを得るはず
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県大会のスタート

傷だらけのアスリートはメンタルが強くなったようです。


悪天候をラッキーと捉えて…
昨年の悔しさ
仲間の思いを力に変えて…
ワクワクした気持ちで挑む!と…


みんな…頑張れ


良い笑顔が見れる事を祈って…
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インハイへのラストシーズンに突入した長男

以前にも書いたけど、恵まれた身体でもなく、天才肌でもない。

中学では200。
高校からは400H。

全て、彼自身が人より努力してきた。

結果だけを見た人は「もともと早いから」
そう言われる。

違うから…もとは早くないから。

決して見せる事なく、周りの人たちにも恵まれて生まれた成績。


去年は両足疲労骨折で挑んだインハイへの切符は、0.01秒に泣いた…。

オフの間、怪我のしない身体とフォーム改正を黙々と取り組んでいた。

春休みに聞いた初めての弱音
「プレッシャーはんぱない…でも、乗り越えなきゃね…」

県トップ…インハイ確実。



そう言われている彼が初めて潰されそうになっていた。

部長として、後輩の育成とまとめ…その苛立ちもある。

私は何もできない。
「キミの良き仲間でインハイでも入賞当たり前って言われている○○くんは、もっと凄いプレッシャーがいつもかかっているんだよ。
キミのプレッシャーは屁くらい。
今の高校選ぶ時に私たちに頭を下げた時の思い…母はね、インハイに行かせてあげたいよ。でも、その今目の前にある壁は自分自身でしか乗り越えられないよ。冷たい母かもしれないけど、とことん落ちなさい。キミは天才じゃないんだから。トラックに立つとワクワクするっていってたじゃん!
でも、今までの努力は知っているから、悔しさもね。
苦しんで苦しんで見いだしなさい。
見ているからさ」

記録会も欠場した。足が痛いから…

きっと…メンタルが足を痛くしている気がする。


小さい頃から、メンタルは強かった…


その彼が初めて感じた何かがあるんだろうなぁ。


また、強くなる事を望むよ。


彼が幸せなのは、学校や県など関係なく、彼の周りには良い仲間がいる事。


そして、それを知っているから、いつも感謝を忘れていない。


ラストシーズン…
トラックでワクワクして欲しいな

平日、大会もない陸上競技場に来た…ちょっと寄ってみた。
当たり前だけど…誰もいない。

隣が空港だから、時折、飛行機などの音だけ…

来週は、ここで「高校新人戦」が行われる。

また、感動させてもらえるかな…

全てのアスリートに…頑張れ

すでに一週間が過ぎようとしている北信越高校総体。

長男は、疲労骨折した両足で決勝までコマをすすめました。

結果…0.2秒差でインハイへの切符は手に出来ませんでした。

予選を見ては泣き。
準決勝で泣き。
決勝でまた泣いた母です。

かわいそうとかではない。
一生懸命に走る彼がすばらしかった。
親ばかと呼ばれてもかまわない。
一人の人間として彼を見ていました。
表彰式での彼はとても清々しい笑顔。
ひとつの壁を乗り越えたと感じました。

「お疲れ様。偉かったよ」とメールをした。
「出し切ったよ。
インハイは惜しかったけどね。でも、きっと神様がまだ努力が必要と言っているんだと思う。
遠いところから応援ありがとう。
気をつけて帰ってください。
おみやげは7位の賞状です」

車の中で泣きました。
予選落ちと思って行った私たちの不甲斐なさ…
ごめんね。

切り替えた彼をまた影で支えていこう。

今朝、長男は越に向けて元気に出発した。

「今できる事をしてくるよ」と…

無愛想で、自分にも他人にも厳しくて、近寄りがたい印象の長男。
でも、なぜかいい仲間にめぐり合っている。

「今できる事…」
そうだよ。
幸いにも、キミの目標へのチャンスは来年もある。
「次に繋げるために…」
そのための3日間にしてほしいね。

「いってらっさ~~~い」